
『裏S区』は、キャッチーなタイトル、「裏S区」自体が独特の慣習を持っている特殊な地域という見る者に強いインパクトを与える話でしたね。
そこから、元ネタの『裏S区』自体が、「裏S区」という枠組みさえ守れば続編や番外編、二次創作をし易い内容なだけあって、続編や番外編、二次創作、考察等、色々な人間が様々に展開する という他のネット怪談ではあまり見られない広がりを持ったコンテンツになっていました。
今回の記事は、考察系のYouTubeやネット記事を紹介します。
数年前まで裏S区の元ネタらしい地域に住んでたけど質問ある?/気団鬼女まとめ【2ちゃんねる】
ネットではよく裏S区のモデルは新門司(しんもじ)や猿喰(さるはみ)と言われていますが、この動画のスレ主は福岡市早良区(さわらく)入部(いるべ)地域なのではないかと推測します。
やっぱり宗教色が強く、部落ならではの湿度が高い闇と、普通に治安の悪さが融合した独特の地域な様です。分かり易いオカルトスポットとは全然違う印象で、粘度が高い何とも言えない気持ち悪さが纏わりついている感じがしました。
あの福岡出身の有名人も話に出て来ました。
9分41秒に割れる音がしてビックリしました。
いきなりスレが突然打ち切られたかの様な終わり方で、最後のスレ民の一言が核心を突いた言葉で、とても怖かったです。
元ネタのスレは見付かりませんでしたが、それを纏めた哲学ニュースnwkの『数年前まで裏S区の元ネタらしい地域に住んでたけど質問ある?』を見付けました。
2chで話題になった「裏S区」。絶対行ってはいけない場所!?出身者現る.../ミルクティー飲みたい
この動画では、「AやBさんが取り憑かれたのではないか?」と考察しています。
『裏S区』では「ナメ○○」となっているものは、「ナメラスジ」(魔の通り道、鬼門裏鬼門の線上、汚れ地)ではないかと考察して、1939年の香川県でナメラスジの上に新しい道路を建てようとした時に起きた心霊現象を紹介しています。
古くも新しい怪異譚「裏S区」をキーワードから考察/サバミリマップ(ナツキ)
裏S区はどうして発狂する集団になったのか、Aの葬式でどうして棺にAの名前を書いた札を貼り付けたのかを考察していて、かなり読み応えが有る記事です。
『裏S区』の再レビュー
この項では『裏S区』を再レビューします。
怪談では人怖要素が有る話が多いのですが、他の話は「怖い人間は、同じ言語で話しているにも関わらず言葉が通じず、理解不能」みたいなモンスターが多いのに対して、『裏S区』は
お払いするときにはな、絶対に笑いながら相手を追い出すんよ。こっちは余裕だ、お前ごときって感じで。んで憑かれてる者を叩くと憑いてるものが逃げ出すって感じなんよ。
「憑かれてる者を叩くと憑いてるものが逃げ出す」から、憑かれている人を叩いて憑いているものを追い出す
「お前ごとき」と余裕を見せる為に、笑いながらお祓いをする
お通夜もかなり変わっており、通常のお通夜とちがい遺影など無くその代わりに紙にAの名前が書いており、それを御棺の側面にびっしり貼り付けていて、近づくのも嫌になるような不気味さを漂わせてた。
Bさん曰く
「写真を置くと写真の顔が変形するんだよ、それを見るのが耐えれないほどの奇怪なモノだから、この地域ではこういうやり方でやるんだ。名前の書いた紙をびっしり貼ってるのはコイツはAだ。××××ではないんだ、っていう証なんだ」
との事。(本当に意味不明、奇怪すぎる内容にひいた。)「写真を置くと写真の顔が変形する」から、写真を置かない
××××ではなくAだと証明する為に、棺にAの名前を書いた札を貼り付ける
と、「こちら側でも論理は理解出来るのに、生理的に受け付けない」という非常に珍しいケースで、「だから被差別部落なのね」と納得しました。
差別はいけない事ですが、「差別がどうして起こるのか」を知る事は重要なんじゃないかと思います。
アイキャッチの写真はこちらを使用しました。